【同時進行】受験科目感想 「初歩のロシア語」22 「ドイツ語Ⅰ」19 「太陽と太陽系の科学」18
22年度第2学期の単位認定試験が終わった。自宅受験は
時間的に楽だが、あればかりはなんとかならないかと思う。
初級語学は基本の暗記が全てなので、持込可ではあまり
意味がないし、それ以外の科目では持込可は譲歩できる
として、今のシステムでは代理受験、もしくは他人に
相談し放題である。最近のニュースでも就職試験の
WEB替え玉が話題になったばかりだ。これでは放送大学
卒業の学士号の権威が地に落ちてしまう。
さて今学期の感想。(成績評価は発表後に追加掲載する)
「初歩のロシア語」22
この場で何度か書いたが、ロシア語は最初の大学で1961年
(すぐ落ちこぼれた)、放送大学で「ロシア語」(4単位) 1986年、
「ロシア語入門Ⅰ」05 2007年、「ロシア語入門Ⅱ」05
2010年と単位を取って、今回が放送大学3回目である。
今回の成果は、ロシア語のパソコン入力がほぼ不自由なく
できるようになったことである。ロシア語のキーボードには
ロシア語固有方式と、ニーモニック方式がある。ふだん
ローマ字でPC入力している者にはニーモニックは格段に
便利で速い。20年以上前、Win95時代に北大スラブ研で
この方式のキーボードを見つけて使っていたのだが、
現在はウインドウズの言語設定から入手できる。ほんの
少しのキーボード配置を覚えるだけで、すぐ直感的に
使える。例えばロシア語で、P、H、B、X と入力しようと
すると、固有方式ではローマ字キーボードの H、Y、D、@
の位置を押さなくてはならないが、ニーモニックではR、N、
V、H と入力すればすむ。どこが便利やねん?と疑問に
思う方は、キリル文字を1日勉強すればわかる。
アクセント記号の付け方も検索ですぐ分かって、今まで
特殊記号入力で苦労していたのが嘘みたいに楽になった。
ただしニーモニックでは電子辞書が使えないのが最大の欠点。
「ドイツ語Ⅰ」19
ドイツ語の単位は放送大学だけでも38単位取得しているので、
Ⅰならなんとかなる。会場受験なら辞書持込なしだが、
自宅では電子辞書も使えるので、冠詞、名詞、動詞などの
格や人称変化などジャンプすれば一発で正解が出る。これじゃ
勉強の成果が?というのが正直な感想。
今回ドイツ語もロシア語も電子辞書を買い換えたが、
ドイツ語は以前通りジャンプ機能が充実。ロシア語の方は
この前買ったのが08年で、そろそろジャンプ機能がつくかと
期待していたのに、まだついていなかった(コンサイス露和5版)。
ロシア語は変化が複雑なので、ジャンプ機能は是非欲しい。
尤もドイツ語辞書も、1995年に買ったSonyのDATA Discman
(厚さ4cm程の電子辞書大の読取機にフロッピーディスク状の
個別ソフトを入れる電子辞書様のもの)には独和も仏和も
ジャンプ機能があったのに、05年の電子辞書にはまだなかった。
「太陽と太陽系の科学」18
はじめて放送大学を卒業した1989年、小尾(元学長)教授の
指導で天文学で専攻特論(卒論)を書いたときには、系外惑星は
まだ一つも発見されていず、存在さえ確たるものではなかった。
現在では系外惑星(太陽系以外の惑星)は数千個見つかって
いる。宇宙科学のめざましい発展の時期に居合わせたことに
なる。私にとって最も興味ある分野だが、テキスト持込が
禁止されたら、かなり試験は難しい。
「計算の科学と手引き」19
受験せず。来学期の楽しみに残しておく。
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