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2010年4月 9日 (金)

国文学史と慶応(通信)の卒論総合面接試問

新学期が始まって1週間が過ぎた。始まる直前までの
出足は誠に好調だったが、いざ新学期になったとたん
いつも通りのダラな私に戻って、全く勉強をしていない。

さて今学期の受講科目に2つ国文学系のものがある。
「日本文学の読み方09」と「和歌の心と情景10」である。
いずれも島内裕子准教授他の担当で、主要な国文学を
時系列に沿って解説した、いわば重点的国文学史である。

放送大学で6専攻を卒業するまで、国文系科目とは
全く無縁だったが、その後慶応通信の文学部へ入学して、
迷わず第3類(文学)専攻を選び、国文学を中心に勉強
することにした。卒論は中古以前の女流文学について
書いた。

どこの大学でも同じだと思うが、慶応でも卒論を提出した後、
指導教員(主査)と副査による卒論に関する口頭試問がある。
慶応の場合、卒論提出にはあらかじめ指導教員の提出許可が
必要なので、盗作・代作などがない限り、卒論に関する試問は
ほとんど合格するのものと思われる。

慶応ではそれ以外に、総合面接試問が課せられ、専攻分野に
関する基礎知識が問われる。これがなかなかのくせ者で、
中には全く答えられずに、落とされる学生もいると言う。ちなみに
この口頭試問は2度しか受験出来ないので、続けて落とすと
永久に卒業できないらしい。

私の場合、卒論の最終指導の際に、試問では国文学史に
関する問題がでるから、勉強しておくようにとの指示があった。

ここから先はnifty系某所でも6年前に書いたので、マルチに
なるがお許し頂きたい。

卒論に関する試問はほとんど雑談状態で終わった。雑談
ついでに「歳をとると、ど忘れがひどくて、筆記試験は書いて
いるうちに思い出すからいいのですが、口頭試問は苦手
です」と予防線を張っておいた。

設問は「平安時代の日記文学を3つ程度説明しなさい」だった。
『土佐日記』『蜻蛉日記』『和泉式部日記』『紫式部日記』と
それぞれ作者と内容を述べて、やれやれこれで合格と
安堵したとたん、案の定ど忘れが始まった。

「え~っと、菅原孝標女の書いた・・・」と口ごもっていると
副査の先生がなにやら蕎麦でも食べる仕草。「あっ!
『更級日記』です。それから最後は、え~っと堀河天皇の
愛人だった女性の書いた・・・」 またど忘れ。

副査の先生がまた蕎麦でも食べるような仕草。でも微妙に
前と違う。「あっ! 『讃岐典侍日記』です」という訳で
無事合格した。実話である。

最も印象に残った卒論試問であった。

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