tubaってなんやねん? パソコン通信時代の思い出
先日、みのちゃんからブログ記事へコメントを頂いた中に
「tuba って何?」という質問があった。
私は音楽のジャンルの中では、吹奏楽が一番好きなのだが、
ご承知の通り、チューバはその中で低音部を受け持つ
金管楽器である。大きくて、丸くて、低い声でぶうぶう唸る
ところが、どこか私に似ている。
もう一つ、意味がある。年寄りの通例で、話すとちょっと
長くなるが・・・
私が2台目のPCを買ったのは1994年で、それ以前の、実質
ゲーム機程度だったPCと違って、初めていろいろPCらしい
仕事が出来るようになったが、(Win3.1) その中で最も興味を
引いたのがパソコン通信だった。
早速、外付けモデムを購入して、放送大学卒業生で、その後
ずっと面接授業を担当しておられるM氏が開設された
いわゆる草の根ネットと、ニフティサーブ(現 Nifty)とPC Van
(現 Biglobe)の3カ所に加入した。
メールでさえ、ニフティはニフティ加入者同士、PC Vanは
PC Vanの中でしかやりとり出来なかった時代の話である。
ダイヤルアップでネットにつなぐ設定も、初心者には難しかったが、
PCは難しいものだと覚悟していたので、何度も失敗しながら、
なんとか一人でやり遂げることが出来た。
初めてパソコン通信の掲示板に書き込めて、即座に返事が
来たときの感動は今でも忘れられない。主に放送大学関連の
掲示板を利用していたが、現在の2ちゃんねるなどとは違って
身元が割れやすいので、悪意の書き込みをする人も少なく
何となく内輪の心やすさがあった。
孤独な通信教育で、呼べば答えてくれる仲間がいるという
実感は、勉強を続けるためのモチベーションの維持に、
ずいぶん役にたったなと感謝している。そのとき
ある掲示板で使っていたハンドルネームが「若婆」である。
それから10数年、「若婆」は立派に「tuba」に進化した。
もう10年もしたら、次は「羅馬(ローバ)」を名乗るつもりである。
昔から「ローバは一日にしてならず」と言うからねえ。
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