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2010年10月18日 (月)

【同時進行】「初めてのポルトガル語:会話編」(面接)終了

10/16(土)17(日)に「初めてのポルトガル語」面接授業を受けた。
これで放送大学での外国語は仏・英・独・西・露・中・Japanese
(英語での講義で、当時は外国語単位になった)・韓・アラビア・
タガログ・インドネシア・ベトナム語に続く13ヶ国語目である。

外国語をいろいろ囓るのが趣味だというと、決まって「混乱
しませんか?」と聞かれる。そのたびに「私の場合、一度に
複数の外国語を使い分ける機会はないので、混乱はしま
せん」と答えていた。その代わり、ドイツ語をやっているときは
さすがに英語は忘れないが、ごく簡単なフランス語の単語や
活用さえ思い出せない。脳がドイツ語専用になるみたいである。

だけど今回は違った。ポルトガル語はスペイン語と単語も
動詞の活用も、数字も酷似していて、20数年前に始め、
先学期も単位を取ったスペイン語と混乱することが多い。
それなのに一番基本的な、読み方(発音)や私・あなた
などの単語が違うので、間違えるとかなりまずい。

例えば1~10までの数字。ポルトガル語では1 um ウン、
2 dois ドイス、7 sete セッチ、8 oito オイト、9 nove ノーヴィ、
10 dez デースと来るが、スペイン語では1 uno ウノ、
2 dos ドス、7 siete スィエテ、8 ocho オチョ、9 nueve ヌエヴェ、
10 diez ディエスとなる。後の数字は発音同じ、となると混乱
するのが当たり前で、使い分けが難しい。

加齢による記憶力の低下は当然だが、下手なジョークのよう
だが、実は記憶力より、思い出す能力の低下の方が激しい。
「覚えるのは得意だが、思い出すのが苦手!」は本当なのだ。

つまり歳を取ると、臨機応変に速やかに思い出す能力が
なくなるのである。慶応の卒業試問(10/4/9)のところでも
書いたが日本語でさえ、いわゆる「ど忘れ」が多くなる。
ましてや外国語での会話は頭がついていかない。

そこで私は外国語学習の目標を、外国語で書かれた
文章が読めることに特化している。よく何カ国語ぺらぺら
と言う人がいるが、私は最初からそれを期待しない。

この点ではこの2日間の面接授業は、非常にためになった。
おそらくポルトガル語は2日間でスペイン語と変わらない
ぐらい読めるようになったはずである。これほど急速に
進歩した外国語はなかった。数年前に買ったNHKのテキスト
があるが、最後の頁でも何とか意味が分かる。意味を理解
するだけなら、スペイン語との混乱は恐れることはないと
開き直ることにした。

ポルトガル語万歳。この授業取って良かった。それにしても
お若い先生だったなあ。

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