【卒論】(その2)統一テーマの決め方
ひらめいた! で終わった昨日のブログ。
何がひらめいたのか書かないと詐欺みたいなもんだ。
6専攻全部の卒業と、6つの専攻特論執筆を目指して、
私が決めた卒論基本方針は
1. 自分の人生に意義あるものであること
2. 6回それぞれが独立した内容であること
3. 統一したテーマがあること 、である。
「自然の理解」のどの分野を選ぶかの模索とともに、以上の
3条件を満たす卒論のテーマを決めることを考えるのに、
実は1年以上かかった。
ところが順調にいけば6回目の卒業が1999年になると計算
出来たとたんに、共通テーマと最後の専攻分野が一挙に
ひらめいた。そうだ! 20世紀後半論を書こう。
私は1942年生まれで、物心ついたときには、20世紀後半に
入っていた。つまり、私の人生はそのまま20世紀後半と
一致する。私自身が生きた時代の人類史における意味を
考え直すことは、自分自身にとっても有意義なはずだ。
しかし、いつの時代でも「当代」を評価するのは難しい。
例えば第2次世界大戦は、人類最後の大規模戦争なのか、
それともついには人類を滅亡に追い込む連続戦争の一つの
ステップなのか、は後世の結論にゆだねる他はない。
しかし我々が確実に人類史上に自ら書き込める事柄もある。
それは第2次世界大戦は、紛れもなく人類史上初の
「核兵器戦争」であったという事実である。
このように「人類史上初の・・・」という画期的かつ劇的変化を
列挙していけば、後世から見て我々の時代を特徴付ける
指標になるに違いない。5つの専攻分野のそれぞれで、
「20世紀後半に人類史上初めて」起こった事柄に関連する
論文を書き、最後に「人間の探究」の哲学分野で、20世紀
後半論を総括するという基本方針を決めた。
そこで最初の「自然の理解」の専攻特論は宇宙科学分野に
決めた。20世紀後半は、人類が初めて宇宙への進出を
試みた時代である。
指導教員は小尾信彌教授にお願いすることにした。
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