試験形態 記述式とマークシート式
今学期、記述式で受けた単位認定試験は4科目すべてAだった。
そういえば、昔は記述式試験が多かったが、記述式で@を
貰ったことはあまりないことに今更ながら気がついた。
成績表で確認してみる。
「ロシア語」(4単位) 87年1学期
「美術史と美術理論」 87年1学期
「動物の行動と社会」 88年1学期
「スペイン語」(4単位) 88年3学期
「産業技術の動向 II」 89年2学期
「Japanese I」 89年2学期
「技術史」 90年1学期
「Japanese II」 90年2学期
「国際経済学」 91年1学期
「地域社会と教育」 93年2学期
「科学技術史」 96年1学期
おぼろげな記憶を頼りにリストアップしてみたら、これしかない。
この中にも、記憶違いで、マークシート式だったのもあるかも。
え~っ! 今世紀になってから記述式で@貰ったことないのか。
若い頃卒業した大学・大学院も、放送大学グランドスラム後に
卒業した慶応(通信)も、試験はすべて記述式だった。
大学の試験は、六法全書、複雑な公式で計算が必要な科目、
中級以上の外国語など以外は、すべて持込なしで記述式で
あるべきだと言うのが私の持論なのだが、私は実は論述は
苦手なのだろうかと気になっていたら、貴重なデータがあった。
http://www.ouj.ac.jp/hp/osirase/foundation/pdf/2010_6/5_9.pdf
ここの8~14頁に、'09年1学期 単位認定試験の科目別得点
分布表が掲載されている。
それによると私が今学期受験した4科目(受験学期は違うが、
記述式の場合、設問の難易度や採点の基準は学期によって
変わらないと思われる)は
「市民と社会を知るために」08 受験者491名中@1名
「市民と社会を考えるために」07 受験者572名中@16名
「現代の国際政治」08 受験者383名中@14名
「アグリビジネスの新たな展開」 新設科目のためデータなし
@はすべて90~99点でで、100点は一人もいない。
マーク式だと受験者820名中@が731名、うち100点が570名
という馬鹿馬鹿しい科目(「博物館概論」07)もあるから、
記述式は、合格率はマーク式と変わらないが、採点基準は
かなり厳しいといえると思う。
記述式で@を取るためには、試験前にテキストパラパラでは
難しいようだ。
| 固定リンク
| コメント (2)
| トラックバック (0)
最近のコメント