印刷教材届いた さて本の整理をしなきゃ
新学期から1週間経って、昨日やっと印刷教材が届いた。
新しい本を6冊まとめて手に入れることは、通信教育でも
受けていないとなかなかない機会なので、やっぱり嬉しい。
放送大学では、自分で選んで科目登録した教材しか
送られて来ないが、慶応(通信)では、その学年相当の
テキストがどっと送られてきて、その中から自分の
勉強したい科目を選んでレポートを書くシステムに
なっていた。十分なスペースを確保してあったはずの
本棚がたちまちいっぱいになったことを思い出す。
放送大学が27年目、慶応が5年(教材は2年半分)も
学生生活を送っていると、教科書だけでも半端ではない
量になる。それぞれに思い出があって、全部残して
おきたかったが、6年ほど前自宅をリフォームした際
思い切って、ほとんど捨てた。
慶応の教科書で今残っているのは「漢文学 I」「教育
思想史」「Academic Writing II」の3冊だけである。
慶応では文学部3類(文学)で、主に国文学を学んだ
が、一番時間をかけて勉強したのが漢文だった。
他に「漢文学 II」「漢文学 III」も単位を取ったが、
とりあえず「漢文学 I」だけ記念に残してある。
「教育思想史」は私の屈辱の思い出である。確か
3回連続試験に不合格で、とうとう諦めた。
私は教育行政学専攻の教育学修士なので、教育
制度史や公教育論の分野なら多少自信があったが、
ルソーの教育思想なんかが出題されるとお手上げで
ある。「エミール」の教育法など、一人の子供に一人の
家庭教師がついて「自然のままの人間」として教育する
なんて、あり得ない話だと思ってしまう。ろくに教科書も
読まなかったが、何度も受験すれば、いつかは得意分野
が出題されるだろうと思っているうちに卒業してしまった。
「Academic Writing II」はそのうちに勉強したいと
思っているうちに卒業して、機会を失った。「英米
文学・文化研究における英語論文作成法」と
副題がついている。今からでも読みたい教科書で
ある。
放送大学の印刷教材も、リフォーム後の6年間で
相当たまった。そろそろ整理する時期のようだ。
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コメント
教育思想史とやら、教育学修士の方が、単位を取れないなんて、そんなに難しくする必要性があるのでしょうかね。
放送大学に挑戦しようかと思いましたがやめにしました。
tubaさんは、シックスナインとか。驚きです。
50年前のトキメイテいる、初々しいtubaさんを見たかったですね。
投稿: おむろのさくら | 2011年4月 9日 (土) 18時29分
おむろのさくらさん コメントありがとうございます。
「教育思想史」は慶応(通信)の方ですが、
不合格の理由は私の勉強不足以外の何物でもありません。
放送大学は残念ながら、講義レベルには満足ですが、
試験は大体簡単です。それでも落としたことはあります。
投稿: tuba | 2011年4月10日 (日) 00時40分