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2012年8月 2日 (木)

苦手な心理学

昨日で今学期の単位認定試験がすべて終わった。

最終日の「心理学概論」12、予想通りできなかった。
多分普通の人にはさして難しくない設問なんだろうが、
どうも興味が持てなくて「乗ってこない」のである。

私は若い頃教育学部を卒業したので、心理学系は
一通り勉強した。食わず嫌いの段階ではないはずだが、
どうも苦手で、放送大学の「発達と教育」専攻卒業の
際は、心理学からなるべく逃げていた。
 「心理学」  92年1学期  @
 「発達心理学 I 」 86年2学期  A
 「知能と創造性」 85年2学期  A
の3科目だけである。 慶応通信(文)の時は心理学系は
全部無視した。

しかし放送大学では心理学は最も人気が高い。
09年1学期には「心理カウンセリング序説」09、「心理学
研究法」08、「心理学史」05、「心理学入門」06とも
それぞれ受講者が1500名前後いて、初級英語、看護師系
科目に次いで大賑わいである。

大学院の競争率には仰天する。2002年大学院開設
初年度の「臨床心理」専攻は出願者2,256名合格者44名
でなんと56.4倍(平14年3月OnAir65号)、その後も30倍
前後の競争率が続き、最近はやや落ち着いたがそれでも
ずっと10倍を超えている。

心理系科目を指定単位数取れば放送大学だけで「認定
心理士」の資格が取れ、大学院を修了すれば実務
経験1年以上を経て「臨床心理士」受験資格が得られる
のが人気の秘密だろう。

私が何故心理系を避けるようになったか、今になると
思い当たる節がある。教育学部の友人には心理系が
多かったので、何度も心理テストの被検者になったが
そのたびに「性的不満」などと言う判定がついてくる。

「あなたは意識していなくても意識下にある意識を
分析するのだ」と言われたら反論の余地がない。
勿論私は人間である以前に動物であり、十分大人だった
ので、性欲はあって当然だが、当時未婚の女性は禁欲が
普通で、特に不自由は感じていなかったから、戸惑う
ばかりである。

そのころ流行していた精神分析理論は、今ではかなり
批判されているようだが、私には今でも心理学クソ
食らえ!の気持ちが抜けきらない。

ところで空を飛ぶ夢は、性の欲求の象徴とのことだった。
そういえば最近見ない。と言うことは、精神分析も
案外当たっていることがあるのかも。

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