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2013年11月16日 (土)

【同時進行】「スポーツ情報処理」(面)と数学

11/15「スポーツ情報処理」(面)授業が終了した。想像して
いた内容とは全く違ったが、私にとって一番遠い大学だと
思える日体大の一流選手の演技を見ながら、大学の内幕、
選手の裏話などが聞けて面白かった。高校時代からすでに
実績がある水泳の北島選手でも、1年の時は黙々とプール
サイドのモップがけをやっていたそうだ。

表題から予想していたのは、放送授業「身近な統計」や
その関連面接授業「基本統計学」で扱われた松坂や
ダルビッシュ投手の球種別球速、競技スポーツの戦力分析
などだったが、実際は「スポーツ応用数学」ともいうべき
もので、ピタゴラスの定理の証明から始まり、最後の
サッカー等のポジショニングでは偏微分まで出てきた
のには驚いた。

偏微分どころか微分を知らなくても単位は取れるが、
最後の1時間ほどで、微分の定義、計算法、公式から
偏微分まで駆け足で講義するのはさすがに無理がある。
50年以上前だが、高校で微積を習っておいてよかった。

大学受験勉強で、集中して本気でやったのは微積だけである。
いわゆる受験進学校ではなかったので、全員必修の数3は
高校3年の1学期に数列・級数・極限、2学期が微分、3学期
から積分というゆるいスケジュールのカリキュラムだった。
これでは高校の授業をアテにしてはいられないと、高3夏休み
から家庭教師について頑張った記憶がある。

家庭教師は京大数学科を首席卒業した当時まだ20代の
女性だったが、後に京大の数学の教授になられた。
女性の京大教授などまだ珍しい時代のことで、私は
分不相応に偉い先生を独り占めしていたことになる。

周りに数学の得意な人が多かったので、ずっと数学は苦手
だとコンプレックスを持っていたが、大人になってみると、
高校で微積を履修した人や、大学入試で文系なのに
数3受験した人、そもそも文系の入試に数3を課す大学
などほとんどないことがわかって、やっと自信をもって
放送大学の数学系科目がとれるようになった。

毎回授業の感想や質問を書いて提出することになっていて、
次の授業の際に一つずつ丁寧な解説・回答がされるのも
とても良かった。

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