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2013年12月15日 (日)

【同時進行】「ウイグル文化とウイグル語基礎」(面)終了

タイトルの面接授業全8回が終了した。もともと予備知識が
ほとんどなかったので、ネイティヴの先生から聞く話すべてが
珍しくて、とても面白く、得るものも多かった。

PCでウイグル語の「あ」に相当する字が入力できない
という問題も自己解決して、3回目の授業の時に、習った
ばかりのウイグル語の単語カードを作っていったら、
先生に「ウイグル語カードは日本で初めて見ました。
ありがとう。これが私の憧れていた日本なのですね」
と言われた。こういう場合の「ありがとう」は、日本人には
ちょっとない感覚の表現だと思った。ウイグル語を熱心に
勉強しようという日本人に対する感謝なのだろうが、
私の興味はウイグル語をPCで入力することにあって、
単語カードを覚える段階にはなかなか到達しない。

「面接授業時間割表」でこの科目を見つけて私は
飛びついたが、こんな科目をとる人が他にいるのか?と
疑問だった。ところが受講生7名は、ウイグルに留学して
いた人、既に数年間ウイグル語を勉強している人、近隣の
修道院にいたという人、何度も現地を旅行した人など、珍しい
経験を持つ人ばかりで、単に外国語に興味があるだけの
私は、最年長なのに人生経験のなさが恥ずかしくなるほど
で、放送大学学生の幅の広さに改めて驚かされた。

ウイグル語には「7歳から70歳まで」という表現があるらしい。
「(人間なら)誰でも」に近いニュアンスだと思う。既に71歳の
私はもう人間じゃないのかなあ。

放送大学歴29年で初めての経験もあった。受講者全員と
先生、学習センター長も加えて、一緒にウイグル料理店で
会食をしたことである。人があまりやらない分野に興味の
あるマニアックな受講者ばかりという連帯感もあるだろうが、
通常の2日程度の集中授業では、こうは行かない。

関連する継続授業は来年度も行われる予定である。受講生
を中心にウイグル語のサークルを作ろうという話も出た。
たまたま目にとまったので始めたウイグル語だが、なにか
新しく、継続的な出会いが開けたような気がする。

来週からは「トルコ語の初歩:文化編1」が始まる。
トルコ語はウイグル語と似たところがあるらしいが、
こちらはラテン文字なので、何とかPCで打てるように
なった。やっと少し覚えたウイグル語をリセットして、頭に
トルコ語が入る場所を空けなくてはならない。このようにして
私の語学遍歴と忘却のリサイクルが続く。

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