【同時進行】72歳 悪阻×流産×陣痛×
「医学と情報処理」(面接)が終わった。
最初に肺のレントゲン写真を見せられた。勿論素人には
何が何だかわからない。「実はこのあたりがちょっと怪しいが
医者でも慣れていないと診断が難しい」と言って、次に出て
きたのが断層写真を3D化した写真。誰が見ても間違いなく
癌状の腫瘍が出来ている。
レントゲンに限らず、情報処理技術の進歩で、診断・診療・
データの集積・遠隔治療・疫学など様々な分野で、医療が
いかに画期的な変化を遂げたのかが、未来への展望を含めて
よく理解できる講義だった。
最終日の今日、簡単な試験があった。この場で出題の詳細を
書くのは不都合なので控えるが、要は自分が電車の中で急に
激しい腹痛と吐き気に襲われたときに、どのような病気の可能性
があり、いかに対応すべきかを問う問題だった。
私はちょっとウケを狙って最初に「72歳女。とりあえず悪阻・流産・
陣痛の可能性なし」と書いた上で、可能性のあるいくつかの病名と
自分のすべき行動を書きあげておいた。先生は一人一人の答案
の概略を読み上げて、私の解答はおおいに笑いを取ることが
出来た。関西人の面目躍如である。
情報系に分類されているが、情報機器の取り扱いや情報系の
専門知識ゼロでも理解できる。講義難度中、試験難度易。
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