今回のカリキュラム改正(外国語)
通信指導をやっと出し終わった。ネット提出の科目は
早めにすませたが、記述式2通は結構手間取って、相も
変わらず締切前日の速達。30年以上も同じことを続けて
いるような気がする。そういえば昔は、往復4時間以上
かけて幕張まで持参したことも何度もあった。
印刷しようとしたらWi-Fiが不調で、PCからプリンタ
に送信できない。ケーブルもなく時間もなくて、
いささか慌てた。尤もネット提出でも締切間際になると、
WAKABAがつながりにくくて途方にくれるらしい。
何でもぎりぎりまで放っておく性格もそろそろ改めなく
ちゃ、とそれこそ60年以上反省しているのだが。
前回書いたように、放送大学のカリキュラムが改正された。
卒業要件の単純化と教育の体系化という目的はいいとして、
外国語の卒業要件がたった2単位というのはちょっと
世界の趨勢に逆行するんじゃないの?
放送大学の英語は、開学当初は大学として納得できる
レベルだった。特に英語IIB1や同B2は、初めて「英語で」
勉強したと思わせた。若い頃卒業した大学では「英書講読」
しかやったことがなかったので、放送大学の英語はかなり
評価できるという印象だった。
一つの外国語で8単位という第1期卒業生の卒業要件で、
「英語 IIA」は事実上の必修に近かったが、それを何度も
落としたという学生に、勉強会を作るから教えてくれと頼まれ
たことがあった。私自身は何とか1度でクリアしたものの、
英文科卒でもなく、仕事で英語を使っている専門家でもない
ので、到底できないと断った。ところが数回目にやっと合格
したその人は、赤ペンだらけのテキストを持参して、自分で
勉強会をつくってしまった。「自分は何度も落としてどこが
難しいか熟知している。自分の勉強法で@はとれない
だろうが、Cなら取れる。卒業目指して頑張ろう!」
微力ながらも他人の役に立つというのはこういうことか、
と放送大学の良さに触れた気がした。
その後中学レベルの易しい英語科目ができ、卒業要件も
緩くなって、ちょっとがっかりしたのだが、最近英語に
関してはやや難化した感じがある。初級段階の英語でも、
これまで勉強したことのない目新しい内容が織り込まれて
いて退屈しない。なかなかヤルナ!と思っていたのに、
今回の改正である。う~ん、これで国際社会でやって
いけるのだろうか。
私は開学以来、再履修制限のある科目は除いて、すべての
放送授業英・独・仏・露・西・アラ語科目の単位を取った。
取れなかったのは「韓国語II」02(都合で受験できず)と
「中国語III」04(最終試験に落とした)の計4単位だけである。
現在開講中の科目は未履修のものがかなり残っているが、まあ
放送大学外国語科目評論家の基礎資格ぐらいはあると思う。
次回は再入学の際の卒業要件の変更についての意見を書く。
(という具合に締めくくるとアクセス数が増える)(*^o^*)
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