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2016年11月 5日 (土)

【同時進行】「生田流箏曲-理論と実践-」(面)初日

2学期が始まってまだテキストも開かないうちに11月になり、
当分先の話だと思っていた面接授業の初日を迎えた。

74年の人生で、一度も触ったことすらない箏の実技指導である。
実家には母の嫁入道具の箏があったが、母が弾いていた記憶は
なく、父が朝から晩までかけていたクラシックレコードの洗礼
を浴びて育った。これまで習った楽器と言えば、バイオリン・
ピアノ・エレクトーンと洋楽器ばかりなので、邦楽の素養が
全くない。

以下は初めての生田流箏の感想だが、何しろたった2時間半の
経験しかないので、間違いも多いと思う。ご指摘頂ければ
幸いである。

箏がピアノ・バイオリン・ハーモニカなどほとんどの楽器と
異なる点は、その調弦法にある。ピアノは12平均律での調律で、
通常西洋音楽で使われるオクターブ12音のすべての音が出る。
バイオリンはピタゴラス音律で調弦し、ピアノとは微妙に異
なった音階がよしとされるが、ピアノより多種類の音程が
可能である(早い話が音が狂う)。子ども用ハーモニカや木琴は
ピアノの黒鍵にあたる音がないので、基本的にハ長調の曲しか
演奏できないが、一応ドレミファソラシドの音が揃っている。
それぞれ楽器固有の音階の中から必要な音をその場で選んで演奏する。

これに対し箏では、予め演奏する曲目を想定して、その曲に
出てくる音程を13本の弦に割り当てておくので、どんな曲でも
弾けるわけではない。一本の弦は左手の押さえ方で基本の音、
半音高い音、1音高い音と3種類の音が出せるが、1音あげる
にはかなり力がいるので、基本的には最初の調弦がすべてと
言ってよい。

昨日習ったのは「さくら」。調弦は壱越平調子(いちこつひら
ちょうし)。私流の西洋音楽風解釈によると、要するにト短調、
変ロ長調の、相対音でのレ・ソ抜きの曲が演奏できる。
すぐに思いついたのが「金色夜叉」(熱海の海岸散歩する、貫一
お宮の二人連れ・・・)や「美しき天然」(空にさえずる鳥の声、
峰より落つる滝の音・・・)の出だし部分ぐらい。これは例えば
ピアノの黒鍵だけで弾ける曲は?と考えて「上を向いて歩こう」
(相対音ファ・シ抜きの曲)を変ト長調で弾くのに似ている。

昼休み「さくら」を一生懸命練習する受講生の中で、秘かに
他の曲ばかり探り弾きしていた怪しい初心者が私である。まあ、
こんなときにはバイオリンで鍛えた相対音感が役に立つ。

定員12名分の箏が用意されており、爪は持参・購入・レンタル
いずれも可。経験者は6名でちょうど半分。初めてでも何とか
なるという印象だった。あと3回の授業では変奏部分もする
ので、だんだんついていけなくなる予感だが、楽しかった。

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