2学期の成績が発表になった。受験科目の感想を書いておく。
「認知行動療法」14 @ マーク式 持込不可 過去問ばかり
「心理臨床とイメージ」16 @ マーク式 持込不可 過去問有効
「中高年の心理臨床」14 @ マーク式 持込不可 過去問有効
「心理臨床と身体の病」16 B マーク式 持込不可 過去問有効
いずれもエキスパートのグランドスラムを目指すのでなければ多分選択しない科目である。臨床心理は心理学の成果を心や体を病んだ人の治療や、不適応行動の回復、予防などに役立てるものであるが、個々の心の問題があまりにも多様で、治療法などに再現性があるとは思えないので、なんとなく私の心が拒絶反応をおこしてしまう。
「生活における空間情報の活用」16 @ マーク式 持込可 過去問ばかり
10年ほど前「GISを通じて学ぶ情報技術」(面)を取って、なかなか面白かったので、関連科目として楽しみにしていた。講義内容は興味深かったが、試験は持込可で過去問ばかりなのが残念。もちろん過去問など見なければいいのだが、一応勉強したことの確認のために、過去問を解くのは学習法としては当然だと思う。もっとも自習室でも試験場でも過去問を持込んでいた人は少なかったが、あの人たちは過去問に頼らなくても自信があるのか、それとも過去問が公開されていることを知らないのかどちらだろう? 最近の若い人はスマホで何でも済ませて、PCが使えない人もいるというが、スマホでは過去問の利用はちょっと難しいかも。
「耳から学ぶ英語」18 @ マーク式 辞書のみ持込可 類題は多い
英文も講義内容も易しい。ただしテキストの内容に沿った出題なので、英語の実力があってもテキストの英文を読んでおくのは必要。リスニングもテキストを読んでいれば聴かなくてもなんとかなる程度。
「漢文の読み方」19 B マーク式 持込不可 過去問どころかテキストにも載っていない全くの応用問題
前学期の過去問を見て驚いたが、印刷教材に載っていない長文の漢文の内容を問う出題である。今回も同様。テキストの内容も高度で難しく、漢文の実力がもろに問われる。落としたら再挑戦するつもりだったが、なんとか合格してよかったような、却って残念だったような気分。この出題法をずっと続けてほしい。大学入試に臨むようなスリルが味わえる。今回の出題元は晏子と荀子である。
「ペルシャ語の入門」(面) @
「バスク語初歩」(面) @
今年度から面接授業も成績評価がつく。前にも書いたとおり、たった2日の授業で@を貰ってもどうかと思う。
とりあえずエキスパート27個目「臨床心理学基礎」プランを獲得した。これであと3つでエキスパート全30プランのグランドスラムが完成する、と喜んだが、実は30プランの内5プランは本年度3/31で廃止になり、あと4プランも21年度末で廃止になるとのこと。この9プランはすべて獲得済みなのでなんかグランドスラムのために5年間を余分に費やしたような気がする。今回廃止が決定した「生命科学」と「社会数学」プランは特に残念で、よその通信教育やカルチャーセンターなどではなかなか理系の勉強ができない。新たなプランの新設が望まれる。
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