学問・資格

2010年8月 9日 (月)

【同時進行】「初めての韓国語:会話編」(面接)終了

8/7(土)~8(日)に「初めての韓国語:会話編」面接授業を受けた。

韓国語関連の面接授業はこれが4回目で、初めて受けたのが
「朝鮮の言語と文化」(99年2学期)。人間の探究分野の授業で、
3日間でハングル文字の読み書きを覚えた。

外国語としての「韓国語 I」「同 II」放送授業が始まったのは02年
からで、その後「韓国語入門」(面)(05年2学期)「韓国語入門1
補習」(面)(09年2学期)を受けた。

今回は前回と同じ講師で、内容も重なっているところもあるので
何とかついて行けたが、まだまだ満足すべきレベルではない。

懐かしい人にも出会えた。放送大学を第1期に一緒に卒業した
Kさん。「自然の理解」を第1期に卒業した女性は僅かだったので、
もう20年以上前のことなのに、お互いに覚えていた。

彼女はその後、放送大の卒論と研究態度が認められて、放送大
の職員になり、さらに大学卒の資格を活かして、放送大での専門と
直結した分野の公務員として就職、現在に至っている。放送大を
卒業しても就職にはなんの役にもたたないとよく言われる中で、
珍しい例だと思う。

卒業生の転職で有名なのは、第1期卒業後研究生を経て、放送大
助教授(現准教授)に就任した杉浦克己先生の例がある。他に
面接授業の担当講師になった卒業生は数人知っている。東大の
助手に就任したゼミ仲間もいる。

一般に放送大学や他の通信制大学の最大の弱点は就職だが
人並み外れた卒論を書けば、それなりに自分の実力をアピール
も出来るし、道も開ける可能性はある。私のようにいつもいい加減で
数だけこなす人間には、真似しようにも出来ない話だが。

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2010年4月15日 (木)

やったぁ! 授業料がタダになる 名誉学生だって!

4月14日放送大学から封書が届いた。

「・・・このたび、放送大学では、教養学部のすべてのコース
(又は専攻)を卒業された方々に対して、「放送大学名誉学生」
制度を創設することにいたしました・・・」

で、要するにいろいろ特典があるが、大きなところでは
「入学料及び授業料の全額を免除」とのことだ。万歳!

もっと嬉しいことに「2009年度第2学期以降・・・」に適用
されるので、昨年2学期と今年の1学期の入学料及び授業料
132,500円が返金されるとのこと。既に払ったものが返ってくる
だけだが、所得税の還付金を2度貰うような気分。

ついでに、これまで放送大学にいくら入学料と授業料を
支払ったか、WAKABAで調べて合計してみた。なんと
2,517,630円。25年の合計だから月に1万円弱の計算になる。

専業主婦の小遣いとして多いか、少ないか・・・、ブランド
バッグなどには興味がなく、豪華な食べ歩きも、旅行にも
無縁だったサラリーマン家庭の主婦が、何とか生活費から
「業務上横領」してやりくりしていた授業料の総額である。

そういえば50年前、高校を卒業してすぐ入学した国立大学の
受験料が1,000円、入学金1,000円、授業料は年に9,000円
だった。合計38,000円で大学を卒業できた時代もあったのだ。
もっとも当時の大学卒初任給は1万円ちょっとだったが。

秘かに狙っているエキスパート全プラン制覇まであと20プラン
もある。1プラン20単位だから授業料だけで最大2,200,000円
(実際は重複して使える単位が多いのでもっと少ない)プラス
最低10年分の選科生(継続割引)入学料60,000円が不要に
なった計算で、この名誉学生制度は、既に年金生活に入った
我が家にとって、かなりの朗報である。

だけど、若くて優秀で向学心に燃えているのに、お金がなくて、
初めての大学 として放送大学を選んだ人たちのために、
授業料免除や奨学金給付の制度を整えることを優先した
方がいいのに、と思うのだが。

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2010年2月14日 (日)

高卒後50年、「大学生」生活40年 私の履歴書

大学生活40年なら、定年を迎える教授なら、皆そんなモンだろう。
私のは「大学生」生活40年である。

高校を卒業したのが1960年(昭35)だから、まもなく満50年になる。
その後
1960~1964 京都大学教育学部
1964~1967 京都大学大学院修士課程
1982~1984  宇部短大(仏人講師による仏語講座)聴講生
1985~1989 放送大学教養学部(第1期生) 自然の理解専攻
1989~1991 同 産業と技術専攻
1991~1993 同 社会と経済専攻
1993~1995 同 発達と教育専攻
1995~1997 同 生活と福祉専攻
1997~1999 同 人間の探究専攻(最初のグランドスラム達成)
1999~2004 慶応大学(通信課程)文学部3類
1999~2010 放送大学選科履修生(慶応と2重在籍有)

と合計39年の大学生生活を送ってきた。
今週中に今学期の単位認定試験の結果が出るので、即
来年度の入学申し込みをする予定で、いよいよ40年目の
大学生生活に突入する。

若い頃は最小の努力でそこそこの成績をとれることが自慢で、
早い話が全く勉強せず、成績の数字以外残るものは何も
なかった。これでは駄目だと思いながら、未だにその癖は
抜けないが、少しずつでも続けることで、少しは残るものも
出てきたのではないかと、諦めている。

とにかく逃げずに苦手科目にも挑戦することが、私の方針
である。放送大学にエキスパートの制度が出来てよかった。
いままで取った3つ(3つ目はまだ正式に取得していないが)の
エキスパートの指定科目には、乗り気のしないものもかなり
あったが、今後も当分はこのやり方を続けて行くつもりである。

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