外国語科目

2024年2月 6日 (火)

23年度2学期の受験科目の感想

前回ブログを書いてから半年が経った。2学期の試験が終わってからでももう半月になる。さぼったな!とは思うが、試験が自宅受験になって以来、放送授業視聴もテキスト学習も全く緊張感がなくなってしまった。何しろ放送大学在学39年目で、ほぼ人生の半分である。いい加減やめてもいいのだが、せっかくの第1期生なので、ここでやめるときっと将来後悔すると思い、先頭集団を走り続けている。

さて今学期受験科目の感想・前2学期の平均点・成績 (成績は2/16に追加)

「ビートルズde英文法」21 67.3 68.9  @
英語科目の中では初級相当なので、完全に舐めていたが相当手こずった。私はビートルズ以前のプレスリー世代で、ビートルズの曲はほとんど知らない。ところが授業では、曲は当然知っているという前提で、歌詞の解説はあるが、ウラ拍がどうのだとか、等拍で歌うとか、1行目と2行目は同じメロディだとかが試験の選択肢にもでてきて、ちんぷんかんぷんである。せめて楽譜がついていれば多少は理解できるのだが、こんなに分からない英語科目は他にはない。

楽譜といえば、小学校以来ずっとおなじみの五線譜に音符を記したものしか知らなくて、それならそこそこ読める。ところが先日、作曲家千住明氏の講演を聴き、いわゆる楽器ではない電子音をならべた音楽のための楽譜があることを知った。千住氏の修士課程終了作品で東京芸大お買い上げになったコンピュータ音楽のものなどは、私のイメージの楽譜とは全く違う。確かにテレビのオープニングなどに使われる音程のない音楽作品でも、他人に伝えるには楽譜が必要なわけだが、それがどのようなものか初めてわかった。それ以外にも直線の五線譜ではない円形の楽譜も紹介されて興味深かった。いかんいかん音楽の話になってしまった、っていうかこの科目自体が音楽メインの科目なのだ。

「フランス語II」18 62.1 69.6 @
テキストを見ながら解答できるので、どこかに同じ文章があるのだが、20問全部を探していたのでは間に合わない。初級後半のフランス語としては、まあこんなもんかな、という程度。

「初歩からの宇宙の科学」17 64.6 72.3 @
先々学期に「太陽と太陽系の科学」18、先学期は「宇宙の誕生と進化」19を受験したので、宇宙科学は一通り終わった。1989年に最初に卒業したときも専攻特論は天文分野だったので、その後の驚異的な発展が興味深かった。

「入門微分積分」22 61.7 57.9 受験せず
通信指導は9/10正解だったので、全くついて行けなかったワケではないが、10問とくのに5時間ぐらいかかった。到底試験を受けられるレベルではない。放送大学で微分積分(基礎数学I)を選択するのはなんと1986年以来である。数年前まで履修制限がかかっていて受講できなかった。40年近く前ならまだ高校で習った微積も少しは覚えていたが、思い出すのに時間がかかる。再学期は再挑戦できるかな?

「解析入門18 65.1 69.9 受験せず
通信指導も手がつけられなかった。来学期も難しそう。

と言うわけで目下次学期の選択科目を考慮中。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2023年8月15日 (火)

【同時進行】来学期の登録 平均点の低い科目を選ぶ

来学期の科目登録が始まった。毎年この時期が一番楽しい。7分野卒業グランドスラム達成前は、専攻分野に縛られて、科目選択の自由度が限られていた。とくに7つめの情報コースは新設されたばかりで、開設科目も少なく、事実上全部必修でもまだ卒業要件にたりず、面接授業で埋め合わせするしかなかった。08年2学期から21年2学期に達成したエキスパート32分野グランドスラム進行中の頃も、各プランの必修科目、選択必修科目の枠の中から選ぶだけで、語学以外は自由に選択できたという実感がほとんどない。エキスパートグランドスラムを終えて、やっとこれから好きな科目だけを選ぶことができると思ったら、コロナ禍で自宅受験になって、一気に科目選択のモチベーションが下がった。

授業科目案内には、平均80点、90点台の科目がずらりと並ぶ。いくら興味があっても、もともと単位はいらないのだから、それなりの授業料を払って受講・受験するからには、やっぱり「やった!」感が必要である。と言うわけで、次学期も平均点の低い物を選ぶことにした。以下科目名の後の数字は22年1学期と2学期の平均点である。

「初歩からの宇宙の科学」17  64.6  72.3
「フランス語II」18      62.1  69.6
「入門微分積分」22      61.7  57.9
「解析入門」18        65.1  69.9
「ビートルズde英文法」21   67.3  68.9 (1学期の積み残し)

さて面接授業。最近家庭の事情で外出することが困難になって、面接は諦めていた。「ハワイ語入門」「サンスクリット語初歩2」「ナワトル語初歩:文法の基礎」「スワヒリ語初歩:東アフリカ入門」などよだれが垂れそうな科目があるが、受講は無理である。尤も家庭の事情以外に、私自身も81歳になると、2日連続朝から晩までという日程は体力的にきつい。ところが今回東京渋谷学習センターでは、ほとんどの科目が「Web(Zoom)授業で実施」となっていて、これなら自宅で受講できる、万歳!万歳!である。来学期以降は日程調整して、是非申し込んで見たいと思う。放送大学の進化恐るべしである。

 

 

 

 

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2023年7月27日 (木)

【同時進行】23年1学期受験科目感想「計算の科学と手引き」19「フランス語 I」18「宇宙の誕生と進化」19

1学期の試験が終わった。いつものことだが、また積み残しができた。「ビートルズde英文法」21である。英語科目の一番易しいところにランクされているので、受験すれば合格はしたと思うが、試しに放送授業を聞いてみたらとても面白かったので、じっくり勉強しようと思い、次学期に回すことにした。そういえば佐藤良明先生の英語は、これまでの科目もついつい引き込まれる魅力があった。実は私はもう少し古いプレスリー世代なので、1960年~1970年代に活躍したビートルズの曲には、夢中になった思い出がないが、これを機会に聴きなおしてみるのもいいだろう。

さて今学期の受験科目の感想(成績評価は8/17に追加)
いずれも平均点が低い科目を狙って選んだものばかりである。

 「計算の科学と手引き」19 22年1学期60.1点 22年2学期65.4点  @
情報コースの導入科目に分類されているので、情報系が全く初めての人も選択しているために、平均点が余計に低めにでているかと思う。範囲が広すぎて、テレビ授業だけでは理解できないところもある。試験は過去問を一応チェックしておかないと、時間的に15問は苦しい。コロナ以前は印刷教材・電卓持込不可だったので、当時なら私には合格の自信がない。

 「宇宙の誕生と進化」19 22年1学期71.7点 22年2学期65.9 @
テレビ授業も印刷教材もついて行けないところが多々あるが、試験は過去問対策でなんとかなる。但し過去問と全く同じではなく、一ひねり工夫してある。この科目もコロナ以前は持込不可だったので、当時ならかなり難科目である。授業内容は非常に興味深い。試験の解答が公表されたので確かめてみたら、10問中2問間違えていた。評価はAのはずなのになぜか@。ゲタが履かされているらしい。

 「フランス語 I」18 22年度1学期76.8点 22年度2学期76.2点 @
授業、試験とも初学者用の標準的な内容で、試験問題もテキストのどこかに解答があるが、全部で25問なのできちんと勉強していないと難しい。何度も書くが初級語学は暗記が全てなので、現在の試験方法では身につかないと思う。

 

 

 

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2023年5月19日 (金)

チャットGPTってめちゃめちゃスゴイ!!

新学期がきて何もしないうちに、通信指導の時期が来た。とりあえず「フランス語 I 」18をトライしてみた。テキストも開かず、辞書も見ず全くの実力だが、残念、17/20しかとれなかった。やっぱりときどき復習することが大切なようだ。次に「宇宙の誕生と進化」19の問題を見てみる。前学期に取った「太陽と太陽系の科学」と同じ教授で、やはり通信指導は記述式だが、前学期と違って今回は、冊子での問題配布と郵送による受付がない。

さて最近対話型AIのチャットGPTがよく話題になる。登場してまだ半年にしかならないが、瞬く間に世界で1億人以上が使うようになったとか。試しに通信指導の設問を入力してみる。スゴイ! ほんの数秒で、合格と思われるレベルの完全な文章が出てきた。これまで80年近くも文章を作るために費やしてきた時間と努力は何だったんだろう。そういえば私は外国語学習にも多大の時間と努力を注いできたが、これも数年後にはいらなくなりそうだ。

通信指導の課題のように、既に学術的に確定したようなことに対しては、あまり間違いもないようだが、ネットで検索できないようなことは、どうなんだろうと、2週間ほど前、自分の名前を入力してみたら「・・・日本の作家・・・東京都で生まれ、東京都立大学文学部卒業後、アメリカ・カリフォルニア大学ロサンゼルス校(UCLA)で・・・、主に女性や子育てに関するテーマを扱ったエッセイや小説を執筆」として代表作の具体名まで書いてある。「・・・その人柄や思想にも多くのファンがおり、彼女の著作に触れることで、人生のさまざまな局面について考える機会を与えてくれます」ともっともらしい嘘がべらべらと出てきた。同姓同名の小説家の心当たりもないので、よくまあこんなでたらめが書けると苦笑した。試しに高校の同級生で和装の帯の仕事をしている人の名前と「帯」と書き込んで見たら、なんと「○○○○は日本の柔道家で、彼の帯は生地が通常のものより厚く・・・」とあった。「帯」と言えばAIさんは先ず柔道を想像するらしい。文章はよくできていて不自然ではないが、内容は全く創作である。

注意、注意! こんな嘘をレポートに書き込んだら、大恥である。ところが2週間後の今日、同じ質問をしたら、今回は両方とも「著名な人物ではない」と解答が出てきた。なんとたった2週間で、嘘八百がまともになっている。この進化具合も相当なものである。AIと高度なやりとりが突然できるようになった衝撃は、私の人生の中でもかなりショッキングな出来事である。

 

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2023年2月23日 (木)

1000単位が見えてきたかも。呆けずに長生きできたらのハナシですが。

22年度2学期の成績表が届いた。合否結果は既に分かっていたが、単位修得累計表の総単位数が、本学習得870、他大学習得30で、合計900単位になった。うち外国語科目の単位数は241(他大学8を含まず)である。数日前に81歳になって、否応なしに残りの年月を数える頃になったが、まああと10年として、1年に10単位ほど取れば、放送大学総単位数1000単位取得も可能かも、と思える様になった。それまでに認知症にならなければという大前提がつく。

さて来学期の履修科目。いくら興味があっても、平均点90点以上の科目は願い下げである。
「ビートルズde英文法」21
「フランス語 I」18
「宇宙の誕生と進化」19

今期の持ち越し科目「計算の科学と手引き」19
とりあえず4科目でやってみる。

何よりも体に気をつけてゆっくりじっくりやってみよう。

 

 

 

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2023年1月31日 (火)

【同時進行】受験科目感想 「初歩のロシア語」22 「ドイツ語Ⅰ」19 「太陽と太陽系の科学」18

22年度第2学期の単位認定試験が終わった。自宅受験は
時間的に楽だが、あればかりはなんとかならないかと思う。
初級語学は基本の暗記が全てなので、持込可ではあまり
意味がないし、それ以外の科目では持込可は譲歩できる
として、今のシステムでは代理受験、もしくは他人に
相談し放題である。最近のニュースでも就職試験の
WEB替え玉が話題になったばかりだ。これでは放送大学
卒業の学士号の権威が地に落ちてしまう。

さて今学期の感想。(成績評価は23/02/18に追加)

「初歩のロシア語」22 C(ヤバッ!猛復習中)
この場で何度か書いたが、ロシア語は最初の大学で1961年
(落ちこぼれた)、放送大学で「ロシア語」(4単位) 1986年@、
「ロシア語入門Ⅰ」05 2007年@、「ロシア語入門Ⅱ」05 
2010年@と単位を取って、今回が放送大学3回目である。
ずっと@だったので、自宅受験なら多分大丈夫だろうと
タカをくくっていたら、まさかのC。何しろ12年振りだから、
そりゃ忘れるわ。

今回の成果は、ロシア語のパソコン入力がほぼ不自由なく
できるようになったことである。ロシア語のキーボードには
ロシア語固有方式と、ニーモニック方式がある。ふだん
ローマ字でPC入力している者にはニーモニックは格段に
便利で速い。20年以上前、Win95時代に北大スラブ研で
この方式のキーボードを見つけて使っていたのだが、
現在はウインドウズの言語設定から入手できる。ほんの
少しのキーボード配置を覚えるだけで、すぐ直感的に
使える。例えばロシア語で、P、H、B、X と入力しようと
すると、固有方式ではローマ字キーボードの H、Y、D、@ 
の位置を押さなくてはならないが、ニーモニックではR、N、
V、H と入力すればすむ。どこが便利やねん?と疑問に
思う方は、キリル文字を1日勉強すればわかる。
アクセント記号の付け方も検索ですぐ分かって、今まで
特殊記号入力で苦労していたのが嘘みたいに楽になった。
ただしニーモニックでは電子辞書が使えないのが最大の欠点。

「ドイツ語Ⅰ」19 @
ドイツ語の単位は放送大学だけでも38単位取得しているので、
Ⅰならなんとかなる。会場受験なら辞書持込なしだが、
自宅では電子辞書も使えるので、冠詞、名詞、動詞などの
格や人称変化などジャンプすれば一発で正解が出る。これじゃ
勉強の成果が?というのが正直な感想。

今回ドイツ語もロシア語も電子辞書を買い換えたが、
ドイツ語は以前通りジャンプ機能が充実。ロシア語の方は
この前買ったのが08年で、そろそろジャンプ機能がつくかと
期待していたのに、まだついていなかった(コンサイス露和5版)。
ロシア語は変化が複雑なので、ジャンプ機能は是非欲しい。
尤もドイツ語辞書も、1995年に買ったSonyのDATA Discman
(厚さ4cm程の電子辞書大の読取機にフロッピーディスク状の
個別ソフトを入れる電子辞書様のもの)には独和も仏和も
ジャンプ機能があったのに、05年の電子辞書にはまだなかった。

「太陽と太陽系の科学」18 @
はじめて放送大学を卒業した1989年、小尾(元学長)教授の
指導で天文学で専攻特論(卒論)を書いたときには、系外惑星は
まだ一つも発見されていず、存在さえ確たるものではなかった。
現在では系外惑星(太陽系以外の惑星)は数千個見つかって
いる。宇宙科学のめざましい発展の時期に居合わせたことに
なる。私にとって最も興味ある分野だが、テキスト持込が
禁止されたら、かなり試験は難しい。

「計算の科学と手引き」19 
受験せず。来学期の楽しみに残しておく。

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2022年8月21日 (日)

来期の登録は? やはり難科目を

1学期の成績が発表された。受験したのは2科目。「ドイツ語II」19と「記号論理学」14。平均点が低いという動機で選んだ科目だからさすがにいささか骨があったが、幸い両方とも@だった。とにかく7回卒業のグランドスラムと32分野エキスパートのグランドスラムを達成して、単位を取ることにほとんど意味を見出せない状況下では、まあ「やった」という自己満足感だけが残る。

さて次学期の登録だが、やっぱり平均点90点以上という科目はいくら興味があっても、授業料を払う気にならない。授業科目案内を見て平均点の低い科目の中から選ぶことにした。(以下科目名の後の数字は19年1学期から22年2学期までの平均点である)
 「ドイツ語I」19  50.6 53.0 66.9 70.4 65.5 75.3
 「計算の科学と手引き」19  64.4 50.2 73.4 73.5 67.8 77.4

「ドイツ語I」19は、今学期「ドイツ語II」19を取ってしまったので、順序が逆だと思うが、確かドイツ語は開学以来履修制限がかかっているものを除いて、すべての放送授業単位を取ったはずなので、ここで連続記録を途絶えさせるのも嫌で登録することにした。

ほかに1学期の積み残しが2科目。
 「太陽と太陽系の科学」18
 「初歩のロシア語」22

しばらく語学と情報系科目を中心にやっていこうと思う。

 

 

 

 

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2022年8月 6日 (土)

難科目のはずだったのに・・・過去問通りかよ

怒濤の1学期が終わった。この1学期は正直きつかった。自宅受験に変わった20年度1学期以降3学期間の平均点が、全部60点台以下の「ドイツ語II」19、同じく「記号論理学」14の2科目と、開講から19年度2学期までの平均点がすべて60点台以下という「太陽と太陽系の科学」18に加え、新規開講の「初歩のロシア語」22の計4科目をチャレンジのつもりで科目登録したが、最初から来学期受験のつもりだったロシア語はともかく、「太陽と太陽系の科学」18まで受験を見送る事になってしまった。なさけなや。科目登録時には未定だったバイオリンの発表会が、7月下旬に3年ぶりに開催されることになり、合奏練習で忙しかったからである。一番へたくそなので、こちらも頑張らないと他の人に迷惑をかけることになる。

「記号論理学」14  (8/20追記 成績@)
放送大学歴37年、私にとって最高に近い難科目だった。数学系や物理系などにはもっと難しい科目もあると思うが、それは知識の積み重ねが受講条件に至っていないためだろうと思う。この科目は受講の前提条件はさほど問われていないので、一から始められるのだが、やたらと複雑である。とは言え「これは中学・高校で習ったド・モルガンの法則です」とか言われても、え~そんなの習っていない、と60年以上前に高校を卒業した身には戸惑うことも多い。とにかくテレビ授業を視聴し、丹念にノートを取り、演習問題をこなすというオーソドックスな方法で準備した。式の形式、形成木、タブロー、多重量化、数を数える命題、日本語から形式言語への翻訳・・・と、どれもこれも1回聴いただけでは飲み込めなくて、45分の授業を3日ぐらいに分けてノートを取った。ノートは全てワードで取ったので、単語登録を活用して数学記号の入力がだんだん能率的になり、PCのスキルはおかげでまた少しアップした。

苦労はしたが、この科目を取って久しぶりに、昨日できなかったことが今日できる、昨日まで分からなかったことが今日分かる、という幸せを味わうことができた。2014年に開講されて以来、いつかは選択しようとほとんど過去問が残してある(解答はないものも多い)。過去問全てを念入りに復習したが、試験は全て過去問と同じだった。前4回の試験と違って、今回は時間制限があるので、正直言うと過去問を練習していないと私には時間以内には解けない。2020年以前の会場受験の時は持込不可だったようだが、ノートを手元に置いておかなくてはタブローの規則もあやふやである。過去問の解答を機械的に写したのではないが、過去問の蓄積と印刷教材・ノートの参照ができなければ、私には到底合格不可能な科目だったと思う。

「ドイツ語II」19   (8/20追記 成績@)
テキストはかなり分厚くて、長文の訳読がびっしりあるが、試験は短文の文法問題ばかりである。最初は長文訳読も真面目にやっていたが、時間が足りなくて割愛。試験は動詞関係の正誤問題がほとんどで、これも全部過去問どおりだった。本来なら、辞書持込なしの科目なので、今回は辞書を引けば動詞の変化などは割と楽に解答できる。電子辞書があれば動詞の変化は該当箇所にただちにジャンプできるのでちょっとずるいような気がした。ドイツ語を始めて62年、放送大学で取った単位が36、まだまだこのレベルの試験でも楽々とはいかない。

「太陽と太陽系の科学」18 準備不足で受験せず。来期にまわす。
「初歩のロシア語」22   来期にまわす。
「ナワトル語初歩」(面)  夫が骨折して入院手術する当日だったので受講できず。分厚いテキスト(A4120枚以上)が添付資料として配付されたので、これだけでも受講料分の値打ちがあると思って諦めた。

 

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2022年2月18日 (金)

【同時進行】さて次学期の登録は? 難科目を選ぶことにした

とりあえずの目標であったエキスパート32プラングランドスラムを達成して、今度こそ指定分野や科目に縛られずに、好きな科目を好きなだけ選べる至福の時が来た。さて何にしようかな。

放送大学のウリは、現在は情報系と心理系である。学部在籍生の半分近くを占める50代以上の学生にとって、昔、情報系の勉強をする機会は全くなかったと思えるので、その方面の幅広い知識が手軽に得られる放送大学は全くありがたい存在である。これを利用しない手はない。しかし心理系はなあ。なんであんなに人気があるのだろうか。あまり好きになれないのだが。

来期最優先は再開された「初歩のロシア語」22。これは外せない。久しぶりにロシア語の重厚な発音が聞けると思うと楽しみである。それ以外にはエキスパートが終わったら、情報系、外国語、天文学、生物学、国文学、歴史・・・と楽しみにしていたのだが、来期の授業科目案内をみて驚いた。どれもこれも平均点が高すぎる。90点台がずらりと並んでいる。コロナ禍のために、あらかじめ印刷した問題を時間無制限、テキスト・参考書・ネット見放題で解答する方式に変わったから、満点で当たり前かもしれないが、卒業もエキスパートからも解放されて単位取得が必要なくなった身としては、これでは授業料を払う意味がない。

待てよ。その中にも平均点が異常に低い物もある。自宅受験に変わった20年度1学期以降の3学期間それぞれの平均点が全部60点台という択一式科目が4つ。「ドイツ語II」19(66.0、66.4、58.4)「漢文の読み方」19(65.8、64.3、63.7)「記号論理学」14(69.3、69.3、69.4)「エントロピーからはじめる熱力学」20(67.5、67.2、63.1)である。「漢文の読み方」19は、単位は既にもらったが、試験内容が全くの応用問題で、テキストには載っていない文章ばかりだから、平均点が低いのも納得がいくが、後の3つはどうしてだろうか。よしこれを取ろう。何かチャレンジ出来る物を選ぶに限る。と言うわけで、来学期は
 「初歩のロシア語」22
 「ドイツ語II」19
 「記号論理学」14
 「太陽と太陽系の科学」18(自宅受験以前の平均点がすべて5,60点台)と
 「ナワトル語初歩」(面接)
を申し込むことにした。ナワトル語というのは、メキシコでアステカ文明をになった言語だそうである。この科目はコロナ禍が下火にならない場合はWeb開講になる予定で、夫の退職後20年近く夫の顔色を伺いながらでないと2日連続の外出は難しくなっている主婦としては、密かにコロナが終息しなければいいのにと願う気持ちがないわけではない。

 

 

 

 

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2021年12月 7日 (火)

【同時進行】やった!ロシア語復活

来年度のシラバスが発表された。やった!ロシア語復活。
以前にも書いたが、大学2回生になった1961年、第3外国語としてフランス語履修届けを出そうとしたちょうどその日、ガガーリンが初の有人宇宙飛行に成功したので、急遽変更してロシア語を学び始めたが、結局1学期で挫折し、記憶に残ったのは文字だけだった。

それから25年後入学した放送大学のロシア語は、開学当初は週2回授業の4単位科目で、進度が速くて苦労したが、なんとか@をもらった。その後ずっと履修制限がかかっていて、2度目に履修できたのは「ロシア語I」05「ロシア語II」05で、また約20年後と言うことになる。その後放送大学ではロシア語の放送授業がなくなって残念だったが、来年はまた復活するようだ。13年ぶりである。

数日前の朝日新聞に、12月発売の三省堂国語辞典(第8版)からMDの項がなくなるという記事があった。もう死語になっているらしい。MDは発売当初のかなり未完成な時代から私の放送大学の学びの友とも言うべき道具で、ラジオ受講科目はすべて録音して重宝していたが、録音・再生の機器が次々壊れた頃には、メーカーが生産終了していて事実上使えなくなってしまった。

「ロシア語I」05「ロシア語II」05を録音したものはまだテキスト共に残してあるので、かろうじて生き残っている機器からPCを通じてUSBメモリーとSDにコピーした。コピーには再生時間がまるまるかかるので、拘束気分が半端ではなかったが、なんとかやり遂げた。私のロシア語に掛ける気概との勝負である。来学期選択予定のロシア語への闘志がふつふつと沸いてくると同時に、今学期勉強するはずだった韓国語への意欲が急激に薄れた。こんなことで大丈夫かな?

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