23年度2学期の受験科目の感想
前回ブログを書いてから半年が経った。2学期の試験が終わってからでももう半月になる。さぼったな!とは思うが、試験が自宅受験になって以来、放送授業視聴もテキスト学習も全く緊張感がなくなってしまった。何しろ放送大学在学39年目で、ほぼ人生の半分である。いい加減やめてもいいのだが、せっかくの第1期生なので、ここでやめるときっと将来後悔すると思い、先頭集団を走り続けている。
さて今学期受験科目の感想・前2学期の平均点・成績 (成績は2/16に追加)
「ビートルズde英文法」21 67.3 68.9 @
英語科目の中では初級相当なので、完全に舐めていたが相当手こずった。私はビートルズ以前のプレスリー世代で、ビートルズの曲はほとんど知らない。ところが授業では、曲は当然知っているという前提で、歌詞の解説はあるが、ウラ拍がどうのだとか、等拍で歌うとか、1行目と2行目は同じメロディだとかが試験の選択肢にもでてきて、ちんぷんかんぷんである。せめて楽譜がついていれば多少は理解できるのだが、こんなに分からない英語科目は他にはない。
楽譜といえば、小学校以来ずっとおなじみの五線譜に音符を記したものしか知らなくて、それならそこそこ読める。ところが先日、作曲家千住明氏の講演を聴き、いわゆる楽器ではない電子音をならべた音楽のための楽譜があることを知った。千住氏の修士課程終了作品で東京芸大お買い上げになったコンピュータ音楽のものなどは、私のイメージの楽譜とは全く違う。確かにテレビのオープニングなどに使われる音程のない音楽作品でも、他人に伝えるには楽譜が必要なわけだが、それがどのようなものか初めてわかった。それ以外にも直線の五線譜ではない円形の楽譜も紹介されて興味深かった。いかんいかん音楽の話になってしまった、っていうかこの科目自体が音楽メインの科目なのだ。
「フランス語II」18 62.1 69.6 @
テキストを見ながら解答できるので、どこかに同じ文章があるのだが、20問全部を探していたのでは間に合わない。初級後半のフランス語としては、まあこんなもんかな、という程度。
「初歩からの宇宙の科学」17 64.6 72.3 @
先々学期に「太陽と太陽系の科学」18、先学期は「宇宙の誕生と進化」19を受験したので、宇宙科学は一通り終わった。1989年に最初に卒業したときも専攻特論は天文分野だったので、その後の驚異的な発展が興味深かった。
「入門微分積分」22 61.7 57.9 受験せず
通信指導は9/10正解だったので、全くついて行けなかったワケではないが、10問とくのに5時間ぐらいかかった。到底試験を受けられるレベルではない。放送大学で微分積分(基礎数学I)を選択するのはなんと1986年以来である。数年前まで履修制限がかかっていて受講できなかった。40年近く前ならまだ高校で習った微積も少しは覚えていたが、思い出すのに時間がかかる。再学期は再挑戦できるかな?
「解析入門18 65.1 69.9 受験せず
通信指導も手がつけられなかった。来学期も難しそう。
と言うわけで目下次学期の選択科目を考慮中。
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